
- 犬によって「落ち着く場所」が全く違うという現実
- ベッドや毛布を使わない・汚してしまう犬との向き合い方
- 飼い主の気持ちより、犬の好みを優先すると「楽になる」
わんこには、
ふわふわのベッドが好きな子がいる。
一方で、
冷たくて、硬い床を選ぶ子もいる。
そしてなぜか、
布製のものを「トイレ」と認識してしまう子もいる。
同じ家で、同じように暮らしていても、
わんこの「落ち着く場所」は本当にバラバラだった。
最初は戸惑った。
せっかく用意したベッドを使わない姿に、
「寒くないの?」
「こっちの方が楽じゃない?」と思ったこともある。
でも今は、こう思っている。
それも「わんこの立派な個性」
この記事では、
ふわふわが好きなわんこ。
玄関の大理石が好きなわんこ。
布製の寝具を受け付けなかったわんこ。
わんこのそれぞれの居場所と、
そこから学んだことをお伝えします。
ふわふわが大好きだった心臓病のわんこ
心臓病を抱えていたわんこは、
ふわふわでモコモコのベッドやお布団が大好きだった。
身体を預けられて、
包まれる感じが安心だったのかもしれない。
柔らかい場所に、少し身体をうずめて、
ゆっくり落ち着いて過ごしていることが多かった。
「わんこには硬めのベッドがいい」
「沈みすぎるマットは良くない」
そんな一般論よりも。
その子が安心して眠れているかがすべてだった。
玄関の大理石を選んだ認知症のわんこ
認知症になったわんこは、
季節を問わず、なぜか玄関の大理石にいることが多かった。
冷たくて硬い場所。
一見すると「居心地が悪そう」に見える場所。
でも、そこがその子にとっては落ち着く場所だった。
温度なのか、感触なのか。
見通しや視界なのか、思い入れがあるのか。
理由ははっきり分からない。
でも、そこにいるときは夜鳴きもなく、
落ち着いて静かに過ごしていた。
ベッドやマットも、
薄くて床の感触があるものを好んだ。
体調を崩すのではないかと、心配したが、
風邪をひくこともなく、くつろいで過ごしていた。
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布製を受け付けなかった同居わんこ
同居わんこは、
布製のものを置くと、なぜかトイレにしてしまう。
ベッドも、毛布も、マットも。
何度も洗ったし、何個ダメにしたか分からない。
「どこが落ち着く場所なんだろう」と思って、観察を続けたところ、
お気に入りの寝床は「メッシュ付きのトイレトレーの上」
だから、同居わんこは、トイレトレーが2個必要。
「トイレをするためのトイレトレー」と「寝るためのトイレトレー」
私から見ると2つの同じトイレだけれど、
本人は「トイレ」と「寝床」として、しっかり使い分けている。
「布製の寝具=トイレ」という認識の理由は、
分かってあげられないけれど。
「眠る時は寝具」というのも、飼い主側の価値観で、
その子には必要がなかったというだけのこと。
きっとその子なりのルールがあるんだと思う。
「こうしてあげたい」という気持ちは通用しなかった
飼い主側としては、
色々用意した。
でも、わんこたちには、それぞれの基準があった。
正解を探そうとするほど、うまくいかない。
だから、飼い主側の気持ちではなく、
わんこの好みだけを考えるようにした。
わんこの好みでの視点で選んだアイテムは、
どれも受け入れられて、大切に使ってもらえた。
わんこにも、それぞれの好みや価値観がある
ふわふわが好きなわんこ。
大理石を選ぶわんこ。
布製品を受け付けないわんこ。
どれも「普通」からは少し外れているかもしれない。
でも、その子にとってはそれが「普通」だった。
マニュアルどおりじゃなくても大丈夫。
そう思えるようになった。
まとめ:わんこの居場所の正解はわんこの数だけある
その子にとって快適で、落ち着けるなら、それでいい。
今はそう思っている。
いくつも買い替えたベッドも、ダメにした毛布も、
全部まとめて「貴重な経験」になった。
わんこと一緒にアイテムを試行錯誤した時間は、
「大切な思い出」になっている。
今日もわんこは変わらず、
トイレトレーの上でくつろいでいる。
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