
この記事では、
認知症の影響で変化していくシニアわんこと暮らす中で、
当時はうまく言葉にできなかった迷いや不安、正直な気持ちを、
そのままの形で綴っています。
同じように悩んだり、戸惑ったりしている方の
「私だけじゃなかった」と思える時間になれば幸いです。
- しつけを手放した犬を受け入れるためにやったこと
- しつけの代わりに環境を整えるという考え方
- 一緒にいられる時間を穏やかに過ごすという選択
しつけを手放したわんこと暮らすということ
年齢と認知症の影響で、
「わからなくなった」
「できなくなった」が増えたシニアわんこ。
私は、「これがあれば大丈夫」という選択肢を増やして、
感情をぶつけなくて済むように、環境を整えました。
シニアわんこ、
特に認知症が進んだわんことの生活では、
「予測できないこと」が日常になります。
そのたびに注意したり、以前の習慣を求めるのは、
わんこにも私にも現実的ではありませんでした。
「できなくなったこと」を受け入れるということ
最初は、正直、戸惑いました。
でもある時、気づいたんです。
わんこは、
生きている「時間」を重ねて、
しつけやルールが抜けてしまっているだけ。
それは自然なことなのに、
期待だけ残しているのは人間側だと。
それからは、
「できなくなったこと」を見るのではなく。
「失敗しても問題が起きない」方向へ舵を切りました。
「わんこファーストの家」に作り替えた
しつけを手放したあと、
我が家は少しずつ「わんこファーストの家」になっていきました。
シニアわんこの行動をカバーする環境を、さらに強化しました。
「どこで何してもいい」ではなく、
どこで何が起きても慌てなくていい状態を作りました。
片付けが楽になると、
不思議とこちらの心にも余裕が生まれました。
叱ることも怒りの感情も、自然となくなりました。
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わんこのためでもあり、人のためでもあった
シニアわんこと家を守るための対策は、
結果的に自分を守ることにもなっていました。
我が家の最終的な結論は、
「後悔の少ない時間を選びたかった」
それだけです。
徘徊用のケージは「待合所」になった
我が家では、徘徊後の落ち着く場所を増やすために、
各部屋にケージとベッドを置いていました。
「まて」や「ダメ」が分からないわんこに、
一番近くにあるケージに入ってもらい、
普段は自由に出入りできるケージをそっと閉める。
閉じ込めるためではなく、
落ち着くまでの「安全で落ち着く待合所」。
しつけを手放したからこそ、
安心できる居場所は必要でした。
しつけの代わりに、環境を整えるという選択
しつけを続けることが必ずしも愛情ではない。
しつけは、ずっと続くものではない。
そう気づいてからは、
わんこの行動を期待するより、
環境を整えることを優先しました。
それだけで、
犬の表情も、暮らしの空気も、変わりました。
まとめ:限りある時間を後悔なくすごすために
わんこと飼い主がしつけを手放すと、家は少し汚れます。
でも、
叱る回数と、後悔の気持ちは、確実に減ります。
「ちゃんとできなくなった」ことより、
わんこと一緒にいられる時間を、
大切に穏やかに過ごせるかの方が大切です。
今、振り返って。
私はこの選択でよかったと思っています。
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