シニア犬がしつけを忘れたら?叱らない暮らしに変えた理由【認知症の実体験・大きな赤ちゃん】

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この記事で分かること
  • シニア犬が「できていたこと」を忘れていく現実
  • ルールの裏に隠れていた犬の本音
  • 「大きな赤ちゃん」という考え方にたどり着いた理由
  • しつけを手放す決断とその後の変化
  • 失敗しても大丈夫な暮らしの作り方

「シニア犬が急に言うことを聞かなくなった」
「しつけを忘れたのでは?」と悩んでいませんか?

我が家の認知症のシニアわんこの介護は、約3年続きました。

3年目になると、
これまで出来ていたことができなくなり、
これまで分かっていたことがわからなくなりはじめました。

できていたことを、少しずつ忘れていった

シニア期に入ってから、
わんこは少しずつ「できていたこと」を忘れていきました。

  • トイレの場所やルール
  • 「待て」のコマンド
  • 「いけない」という制止

今まで守れていたはずのルール。

あいまいになって、
失敗も増えて、
正直、困ることもたくさんありました。

困った行動の中にあった「本音」

  • キッチンに入り込む
  • 感情のまま飛びつく
  • 同居犬に怒る

若い頃なら、
きっと「ダメ」と言っていた行動。

でも私は、
ある日気づいたのです。

この子は、本当は
ずっとやりたかったのかもしれない。

ルールを守るために、
我慢してくれていただけだったのかもしれない。

  • キッチンに入りたかった
  • 甘えたかった
  • 感情のまま動きたかった

でも、
「しつけ」というルールを守るために、
ずっと自分を抑えてくれていた。

その我慢に、
シニア期になってようやく気づいたのです。

残りの時間は、自分らしく生きたいのかもしれない

私は思いました。

もう、いいんじゃないか。
残りの時間くらい、
この子の思うままに生きさせてあげても。

  • 失敗してもいい。
  • 迷ってもいい。
  • 感情のままでもいい。

そう思えた瞬間、
私は「しつけ」を手放しました。

しつけを手放すと、関係が変わった

私は、「しつけやルールを手放す」ことにしました。

  • わんこを叱らなくなりました。
  • 「できるはず」という固定概念を捨てました。
  • 過去と比べることをやめました。

その結果、

  • わんこの表情が柔らかくなり、無邪気になった
  • わんこが近くに来る時間が増えた
  • 私自身の心が楽になった

しつけを手放したことで、
私たちは、出逢った時と同じ関係になりました。

わんこは、
まだ何も知らないパピーちゃんに戻っていくようでした。

「大きな赤ちゃん」という存在

私はこの子を、
「大きな赤ちゃん」と呼ぶようになりました。

赤ちゃんは、
失敗しても叱られません。
分からなくても責められません。

その考え方が、私の心を救ってくれました。

▶「大きな赤ちゃん」との記録
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しつけやルールを忘れたシニア犬は『大きな赤ちゃん』|あふれ出た本音

しつけを手放した先にあったもの

失ったものもあります。
困ったこともあります。

でもそれ以上に、

  • 穏やかな時間
  • 無理のない関係
  • 後悔のない気持ち

を得ることができました。

▶「大きな赤ちゃん」との記録
しつけを手放した先にあったもの|『大きな赤ちゃん』がくれた宝物

失敗しても大丈夫な暮らしを作る

しつけを手放したからこそ、
環境で守る暮らしに変えました。

  • 滑らない床
  • 安全な生活スペース
  • 複数の「落ち着ける場所(ケージとマット)」の設置
  • 排泄や吐瀉物処理を簡単にできる工夫

叱らなくて済む環境は、
わんこだけでなく、
飼い主の心も守ってくれます。

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まとめ:しつけを手放すことは、諦めじゃない

しつけを手放すことは、
投げ出すことではありません。

今のわんこを、そのまま受け入れる選択。

そして、
「この子は、この子のままでいい」
と認めることでした。

もし今、
わんこの変化に戸惑っているなら。
叱ってしまう自分を責めているなら。

それは、
わんこときちんと向き合っているからこその感情です。

しつけを手放すことは、愛情を手放すことではありません。
わんこの「自我」を優先してあげることだと思っています。

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