
- シニア犬の夜鳴き・徘徊が起きる理由
- 今夜すぐできる対策(3本柱)
- 徘徊を止めないという選択
- 飼い主が限界になる前にやるべきこと
夜中に突然始まる夜鳴き。
止まらずに歩き続ける徘徊。
眠れない。
明日も仕事なのに。
抱っこしても、下ろすとまた鳴く。
正解が分からないまま、朝になる。
そんな夜を、何度も経験しました。
結論から言うと、
夜鳴き・徘徊は「止める」のではなく、
この3つを同時にやることで、
『今夜を乗り切れる状態』に近づきます。
この記事では、
私が実際にやってきた夜鳴き・徘徊対策を、
今すぐ使える形で整理してまとめました。
今すぐできる対策(まずここだけでOK)
今夜やることはこの3つだけ
① 騒音対策 → 防音カバー・防音カーテン・防音シートなど
② 不安対策 → 抱っこや添い寝で安心させる
③ 徘徊対策 → 床対策(ジョイントマットなど)
全部やらなくても大丈夫。
とりあえず、できるものを1つでもやればOKです。
なぜ夜鳴き・徘徊は起きるのか
夜鳴きや徘徊は、
しつけ不足やわんこの我儘ではありません。
わんこ自身が、「不安で困っている状態」なのです。
だから、
止めようとしても止まらないことが多いです。
夜鳴き対策は「5本柱」で考える
夜鳴きを完全に止めることは難しいです。
アイテムを役割ごとに分けて、
対策を重ねていくと「少し楽」になります。
夜鳴き対策①:防音アイテム|人の心を休ませる対策
夜鳴きで一番つらいのは「吠える声=音」です。
防音カバー・防音カーテン・防音シート…。
騒音を対策するアイテムは、たくさん用意されています。
ライフスタイルや、わんこの生活空間に合わせて、
取り入れられるものを、ひとつずつ準備していきます。
防音アイテムは、
鳴き止ませるためではなく『人の心を休ませるための対策』。
夜鳴きが続く日々に、
ストレスが限界な方や近所が気になる方は、
まずここから始めてみてください。
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夜鳴き対策②:抱っこケア|今すぐ止めたい時
夜鳴きは、
抱き上げると止まることが多いです。
しかし、一晩中抱っこし続けることは、
体力的にも、睡眠時間的にも現実的ではありません。
抱っこサポートアイテムを取り入れることで、
体力的な負担を軽減することが可能です。
抱っこサポートアイテムは、
『即効性のある夜鳴き対策』であり、
『飼い主さんの負担を軽減する対策』です。
抱っこで落ち着く子は、
この方法を軸に対策していくことがおすすめです。
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夜鳴き対策③:安心空間づくり|少しでも不安を取り除くために
わんこの夜鳴きや徘徊の原因の1つは「不安感」です。
そこで、少しでも不安を取り除き、
安心できる時間を増やす工夫として、
わんこの行動エリアに夜間ライトを設置しました。
わんこによって、
安心を感じる明るさ(暗さ)は異なります。
調光を調整してあげる必要はありますが、
とても簡単に取り入れることができる対策です。
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夜鳴き対策④:時間稼ぎ|ほんの少し仮眠をとりたい時に
別のことに意識が向いている時には、夜鳴きしません。
まだ夜鳴きするわんこに向き合う方法が分からなくて、
寝不足が限界だった時期にやったのが「時間稼ぎ」です。
我が家のわんこが、大好きで長持ちするおやつが、
「ハードチーズ」でした。
とにかく、ほんの少しでも仮眠をとりたい時には、
長持ちするおやつを利用して、時間稼ぎするという方法もあります。
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夜鳴き対策⑤:添い寝ケア|最終手段
我が家のわんこは、徘徊もひどくて、
ケージなどに入れて行動を制限すると夜鳴きがひどくなりました。
そこで、夜鳴きが始まったら、
とりあえず抱っこして落ち着かせる。
そして、その後、
身体が触れ合う形で「添い寝」することで、
夜鳴きを減らすという方法をとっていました。
ただ、わんこが「安心できる」と判断した場所でなければ、
再び徘徊してして、夜鳴きが再開してしまいます。
だから、
寝る場所(添い寝)する場所は、
キッチンだったり、リビングだったり、廊下だったり…。
その日によって、
わんこが安心できる場所は変わるので、
慣れるまでは少し過酷でした。
でも、確実に睡眠時間を確保することができました。
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徘徊対策は「止めない」が正解だった
ここ、すごく大事です。
『徘徊は止めない方がいい場合が多い』です。
その理由は、
だから、私が選んだ徘徊対策は、
「安全な環境で自由に歩かせる」でした。
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徘徊対策は床づくり(ジョイントマット)が軸
夜中に、安全に自由に歩いてもらうために。
そして、
できるだけ、夜中に起き出さなくてすむように。
安全な環境づくりを整えていきました。
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自由歩行が難しい場合の徘徊対策
家の事情で、
夜中に自由に歩行させることが難しい場合もあると思います。
また、夜鳴きがないわんこであれば、
「円形サークル」を利用した徘徊対策が有効です。
【関連記事】円形サークルを使った徘徊対策について
シニア犬の夜間徘徊に円形サークルは有効?自由歩行と比べた実体験
昼夜逆転への対策(即効性はないので余裕があれば)
すぐに効果が出る方法ではありませんが、
「体内時計の補正=日中のお散歩や日光浴」も、
夜鳴きや夜間徘徊対策の一つになります。
過度な運動や夏場のお散歩は、
シニアわんこの身体に負担がかかります。
体力や運動量には十分に注意してあげてください。
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まとめ:夜鳴き・徘徊対策は併用と積み重ね
夜鳴きと徘徊は、
完璧に止めるものではありません。
ひとつ取り入れると「少し楽になる」。
その積み重ねです。
全てをやろうとしなくて大丈夫です。
私もたくさん悩み、たくさん試行錯誤しました。
その結果、何とか日常に組み込むことができました。
確かに、3年の介護生活は大変なことが多かった。
でも、今振り返ると。
もう一度、夜鳴きでもいいからあの子の声が聴きたい。
もう一度、徘徊する足音を聞きたい。
そんな風に思うのです。
あなたとわんこが、
今夜少しでも眠れるヒントになりますように…。
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