
- 抱っこで夜鳴きが止まる理由
- 抱っこケアのメリットと限界
- 完璧な方法がない「夜鳴き対策」の考え方
シニアわんこの夜鳴きが始まると、
飼い主側の睡眠時間は一気に削られます。
我が家でも認知症初期は、
深夜から早朝にかけて頻繁に吠えていました。
いろいろ試した結果、
抱っこすると夜鳴きが止まることに気づきました。
抱っこをすると夜鳴きは落ち着き、
そのまま静かに眠ってくれることもありました。
ただし、この方法には大きな問題もあります。
それは、
「ずっと抱っこし続けなくてはいけない」
「抱っこしている間は飼い主側は眠れない」ことです。
この記事では、実際の体験をもとに
「夜鳴き対策の抱っこケアの現実」についてまとめます。
シニアわんこの夜鳴きは、抱っこすると落ち着くことが多い
シニアわんこの夜鳴きには、さまざまな理由があります。
などです。
我が家のわんこの場合、
吠え始めた時に抱っこすると、
吠えることをやめて落ち着きました。
身体が触れ合うことで安心するのか、
抱っこするとそのままウトウトし始めることもありました。
抱っこすれば夜鳴きは止まる。でも現実は甘くない
抱っこは、夜鳴き対策としてかなり効果を感じました。
ただし、
実際にやってみるともう1つの現実があります。
それは、
「夜鳴きは止まり、わんこは安心するが、飼い主は眠れない」
ということです。
▶「夜鳴き対策・抱っこケア」については、こちらの記事でまとめています。
老犬の夜鳴き対策:抱っこ紐で認知症の夜鳴きを軽減
老犬の夜鳴きはいつ終わる?「結論:終わらない」でも「変化する」【実体験】
夜鳴き対策「抱っこケア」の限界
抱っこしている間、
飼い主は眠れず、体力を消耗していきます。
長時間の抱っこは、腕や身体に負担がかかります。
抱っこサポートグッズを使えば、
長時間の抱っこは可能になりますが、
抱っこしている間は眠れません。
つまり、抱っこケアは、
「わんこの夜鳴きは止まるけど、飼い主の睡眠時間は考慮されていない方法」
というのが正直な位置付けでした。
その後は「添い寝ケア」に移行していった
いくら夜鳴きを止めることができても、
毎晩一晩中抱っこを続けるのは現実的ではありません。
我が家の場合は、試行錯誤の結果、
抱っこで落ち着かせる → 添い寝に移行する
という形になっていきました。
抱っこで安心させたあと、
わんこの横で寝ることで、
少しずつ夜鳴きの頻度は減っていきました。
「夜鳴き対策・添い寝ケア」については、こちらの記事でまとめています。
認知症シニア犬の夜鳴き|添い寝にたどり着いた理由と我が家の現実的な対処法
認知症シニア犬と日替わりの睡眠場所生活|徘徊先で眠るようになった夜の話
夜鳴き対策は「組み合わせ」も大切
我が家の基本方針は、
『わんこが夜鳴きをはじめたら、抱っこして止めた後に一緒に眠る』
並行して、
「夜鳴き対策となる方法」を組み合わせていました。
▶シニアわんこの「夜鳴き対策」グッズ
夜鳴き対策グッズは「静かにさせる」より「安心させる」で選ぶ|シニア犬介護
①不安感を軽減するための夜間ライト設置
わんこの行動エリアに夜間ライトを設置。
暗闇をなくすことで、
夜鳴きの原因である「不安感」が少しでも減るようにしました。
▶夜間ライトを利用した「安心」作り
シニア犬の夜間徘徊対策:夜間ライトで転倒防止&夜鳴き軽減|明るすぎない安心
②防音アイテムを取り入れる(防音シート・防音カーテンなど)
壁には防音シートを貼り、
カーテンは防音カーテンに変えました。
「防音対策をしている」という安心感は大きかったです。
▶近所迷惑が怖かった頃の話
シニア犬の夜鳴きで近所迷惑が怖い…防音対策から添い寝にたどり着くまで
③わんこに「安心」を感じてもらえる環境をつくる
「不安」が夜鳴きの原因であるならば、
「安心」を増やしてみようという発想からはじめました。
各部屋の隅に小さいケージを設置して、
「安心」を増やす工夫をしました。
▶シニアわんこの「安心スポット」を作った話
シニア犬の夜間徘徊対策は「小さな穴ぐら」|折りたたみケージで作った安心効果
④昼夜逆転の体内時計を補正する
日中はおさんぽや日光浴をさせて、
少しでも夜眠れるような生活を意識しました。
▶シニアわんこへの日光浴のすすめ
シニア犬の認知症と昼夜逆転対策(日光浴で生活リズムを整える)
⑤興奮を鎮める効果のあるお薬やサプリをつかう
獣医さんに相談して、
興奮を鎮める効果のあるお薬やサプリを処方してもらいました。
我が家のわんこは効果に波がありましたが、
体質的に合うわんこにはおススメです。
▶シニアわんこへのサプリについて
犬用サプリは意味ある?関節トラブルと認知症を経験して分かったこと
まとめ:「抱っこ」は夜鳴きを止める手段の1つ
夜鳴きが続くと、
どうしても「どうすれば止まるんだろう」と焦ってしまいます。
そんな中で、
抱っこは確実に落ち着く方法の一つでした。
「夜鳴きを完璧に止める方法」はありません。
私自身、
夜鳴きがひどかった時期は、
睡眠不足と過労が重なって、とても悩みました。
いろいろと試していく中で、
少しでも効果のある方法を積み重ねて、
何とか日常に組み入れることができました。
この経験が、
シニアわんこの夜鳴きに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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