シニア犬の夜間徘徊は止めなくていい?夜鳴きが悪化した我が家の介護実体験

夜鳴き・認知症対策
この記事で分かること
  • 夜間徘徊と夜鳴きの関係性
  • 徘徊を止めたことで夜鳴きが悪化した実体験
  • 徘徊を前提にした安全対策の考え方
  • 柵・サークル・オムツという現実的な選択肢
  • 「止めない介護」という向き合い方

夜鳴きはしないけれど、夜中に歩き続けるわんこ。
そして、夜鳴きと夜間徘徊の両方があるわんこ。
シニアわんこの夜は、わんこにによって本当にさまざまです。

我が家のわんこは、夜鳴き+夜間徘徊タイプでした。
そして、徘徊を無理に止めようとしたことで、
不安が強まり、夜鳴きがひどくなった経験があります。

この記事では、
徘徊を「やめさせる」のではなく、
安全を整えた上で自由に歩かせるという選択
をした、
我が家の実体験をまとめました。

▶認知症わんことの戦いの記録は、こちらにまとめています。
 認知症わんことの戦いの記録|夜鳴き・徘徊と向き合った3年の全体像

シニアわんこの夜間徘徊とは?夜鳴きとの関係

夜間徘徊は、シニアわんこに多く見られる行動です。

  • 認知機能の変化
  • 視力・聴力の低下
  • 不安感の増加
  • 昼夜逆転

夜鳴きをしないまま歩き続ける子もいれば、
歩きながら鳴く、止まると鳴く子もいます。

夜鳴きと徘徊は別の症状ですが、
「不安」という点で深くつながっていることが多いと感じています。

▶夜鳴きと徘徊対策は別記事でまとめています。
  シニア犬の認知症・夜鳴き・徘徊対策|今夜を乗り切る方法

夜鳴き+夜間徘徊だった我が家の実体験

我が家のわんこは、ほぼ一晩中、家の中を歩いていました。

止まると不安そうに鳴き、
歩き出すと落ち着く。

最初は、「危ないから」「休ませた方がいいから」と、
徘徊を止めようとしました。

しかし、結果は逆でした。
不安が強まり、夜鳴きが悪化。

そこで考え方を変えました。
「この子は、歩くことで安心している」

そう割り切り、
小さな夜間警備員さんとして、
自由に歩かせることにしました。

歩いている間は、驚くほど静かでした。
小さな足音が可愛かったです。

獣医師に言われた「徘徊は止めなくていい」

獣医師さんに相談したとき、
言われたのは次の言葉でした。

「安全が確保できるなら、無理に止めなくていいですよ」

徘徊は、わんこなりの安心行動である場合があります。
無理に止めると、混乱や不安が増す子もいる。

だからこそ、
徘徊を前提にした環境づくりが大切だと感じました。

夜間徘徊を前提にした室内の安全対策

我が家では、
わんこが移動するエリア全体に安全対策をしました。

  • ジョイントマットで滑り防止
  • 家具や壁の角を保護
  • 入り込むと危険な場所には柵を設置

わんこの思うままに、自由に歩いてもらえるようにしました。

▶シニアわんこの床対策については、別記事でまとめています。
  シニア犬の段差対策(犬用スロープ徹底ガイド)
  犬のジョイントマットでやさしい床づくり完全ガイド

▶わんこが落ち着ける場所を増やす方法
  持ち運びできる折りたたみケージは1台あると便利|防災から日常まで活躍

歩かせられない家庭には「囲う」という選択肢も

住宅環境や家族構成によっては、
わんこを自由に歩かせるのが難しい場合もあります。

そんなときの選択肢が、
円形サークルや広めの囲いです。

  • ぶつかっても安全
  • 方向転換しやすい
  • 夜間でも見守りやすい

「止める」ではなく、
安全な範囲で動ける場所を作るという考え方です。

▶夜間徘徊については、別記事でまとめています。
  シニア犬の夜間徘徊に円形サークルは有効?自由歩行と比べた実体験

オムツで「被害を最小限」にするという考え方

夜間徘徊があると、
おトイレの失敗もつきものです。

我が家では、長時間のマナーウェア(オムツ)を使いました。
長時間タイプは、吸水力が高いだけではなく、
わんこのお肌にやさしいため、夜間徘徊対策に最適です。

マナーウェア(オムツ)は、
諦めでも、可哀想でもありません。

  • 掃除の負担を減らす
  • 飼い主さんの睡眠を守る
  • 飼い主さんのイライラを減らす
  • わんこの自由を守る

わんこにも、飼い主さんにも優しい選択だと思います。

▶おむつ(マナーウェア)については、別記事でまとめています。
 シニア犬の夜間徘徊には長時間用オムツがおすすめな理由|肌荒れしにくい実体験
 老犬にマナーウェアを夜だけ使う理由|一晩中徘徊する子の現実的な排泄対策

◆男の子用と女の子用があります。「長時間快適」タイプがおススメです◆

徘徊を止めなかった結果、旅立つ当日まで歩けた

徘徊を続けたことで、
足腰が鍛えられたのかどうかは分かりません。

自由に夜間徘徊をしていた、我が家のわんこは、
旅立つ当日まで、自分の足で歩いていました。

今、家が静かになると、
あの足音がとても懐かしく感じます。

まとめ:徘徊との向き合い方に正解はない

徘徊を止める選択もあります。
徘徊を止めない選択もあります。

徘徊への向き合い方に正解はありません。

  • わんこの状況
  • 飼い主さんの負担
  • 家庭環境や飼育環境

それぞれの形があると思います。

大切なのは「わんこの気持ちと安全
わんこと飼い主さんが、
少しでも穏やかな時間を過ごせる形を選んでいいのだと思います。

▶この時間の全体像は、こちらにまとめています
 認知症シニア犬と歩いた記録|夜鳴き・介護・看取り・その後までの感情の地図

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🐟この記事を書いた人:ごく普通の会社員🐟

わんこたちとの暮らしの中で、
日々のお世話やシニア期のケア、介護、看取りなど、
たくさんの経験してきた飼い主です。

夜鳴きや認知症対策の工夫など、実体験をもとに、
無理のない犬わんことの暮らし方を発信しています。

専門家ではありませんが、”リアルな声”として、
あなたの役に立てればうれしいです。

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