犬が薬を飲まないときの選択肢|栄養補助ペーストで無理なく与える方法【投薬に悩む方へ】

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この記事で分かること
  • 栄養補助ペーストが投薬に向いている理由
  • どんな犬・状況に合う方法なのか
  • 薬を混ぜるときの注意点
  • ペースト投薬が「心の負担」を減らす理由
  • 無理をしないための考え方

ちゅ~るに仕込んでも見抜かれる。
投薬補助おやつは最初から無視
砕いた薬も口にしてくれない。

お薬の時間になるたびに憂鬱になる。
そんな不穏な空気を感じ取って、ますますわんこに警戒される。

「飲ませなきゃいけないのに、もう限界…」
「何でうちの子だけこんなにお薬を拒否するんだろう…」

そんなところまで追い詰められたとき、
『栄養補助ペースト』が、
ひとつの選択肢になることがあります。

これは「完璧に薬を飲ます」方法ではありません。
わんこと飼い主さん、どちらの気持ちも大事にするための方法です。

栄養補助ペーストとは?

栄養補助ペーストには、以下のような特徴があります。

  • 高カロリー・栄養価が高い
  • 食欲を高める工夫がされている
  • 少量で満足感がある

シニアわんこや介護わんこ向けの、ペースト状の食品です。

投薬専用ではありませんが、

  • 粘度が高い
  • 薬を混ぜ込みやすい
  • 舐め取る動作で摂取しやすい

という特性から、
「どうしても薬を飲まないわんこの投薬サポート」として、
使うことができます。

こんな場合は、栄養補助ペーストを使った投薬を

栄養補助ペーストを使った投薬は、
「成功率」より「負担の少なさ」を重視したいときに向いています。

  • 食が細くなってきたわんこ
  • 持病があるわんこ
  • 噛む力や飲み込む力が弱いわんこ
  • 無理な投薬で飼い主さんとの関係が微妙なわんこ
  • 投薬に疲れ切ってしまった飼い主さん

使う前に必ず確認したいこと

栄養補助ペーストは、高カロリーな食品です。
そのため、使用前に確認しておくべきポイントがあります。

薬を栄養補助ペーストに混ぜていいか、獣医師さんに確認

  • 割ってはいけない
  • 砕いてはいけない
  • 食べ物と一緒はNG

このような制限がある薬もあります。

ペーストでも例外ではありません。
必ず獣医師さんに確認しましょう。

普段のごはんには混ぜない

投薬に、普段のごはんは使わないでください!

もし、
「薬が混ざっていたこと」が原因で
ごはんそのものを食べなくなってしまったら…

その後の食事管理が一気に大変になります。

投薬は、普段のごはん=日常とは切り離して、
投薬専用の補助アイテム(食品)を用意すること。

これが大原則です。

栄養補助ペーストを使った投薬のコツ

  • 薬はできるだけ小さくする(※獣医師さんのに許可された範囲で)
  • ペーストで完全に包む
  • 完成したペーストを、わんこに舐めてもらう。

栄養補助ペースト投薬シミュレーション

我が家では、指につけたペーストを舐めてもらう作戦にしました。

  1. お薬なしのペーストを人差し指に。
  2. お薬ありのペーストを中指に。
  3. お薬なしのペーストを薬指に。

わんこの鼻先に、指を順番に差し出して、
お薬なしのペーストから、気楽に舐めてもらいました。

お薬なしのペーストを上手に舐め取れたら、褒めてあげます。
おかわりは、中指につけたお薬入りペースト。
わんこに「?」と思われる前に、
薬指を差し出して再びお薬なしペーストを舐めてもらいました。

「舐める=警戒が下がる」がこの投薬方法の最大のメリットです。
無理に口に入れようとしないでください。

自然に、指やスプーンのペーストを舐めてくれたら優等生。
思いっきり褒めてあげてください。

もし、警戒されてしまったら。

明るいトーンで声をかけながら、
鼻先にごく少量のペーストつけてあげると、
ペロッと舐めとってしてくれることが多いです。

ほんの少しでも、お薬がわんこの体内に入ったことにホッとできます。

栄養補助ペーストは投薬以外にも役に立つ

栄養補助ペーストは、わんこの健康を守るための栄養価の高い食品です。
投薬以外にも活用できます。

  • 食欲が落ちた日の栄養補給
  • 通院後のエネルギー補充
  • 食事量が減ってきた時期のサポート

賞味期限も比較的長いので、1つおうちにあると、
「どうしよう…」の日に活躍するかもしれません。

まとめ:「無理をしない」という選択

投薬が上手く行かないと、
飼い主さんの心はどうしても追い詰められていきます。

わんこは飼い主さんの変化にとても敏感です。
異変を察知すれば、警戒します。

「飼い主さんの様子がいつもと違う!」
「何かを口に入れようとしてくる!」
「いつもと違うトーンで何か言ってる!」
「おかしい!怖い!!」

投薬をきっかけにわんこのストレスは増えていきます。
これでは、治るものも治りません。

「無理をしない」という選択は、
わんこと飼い主さんの心を守ります。
それも立派なケアです。

  • 栄養補助ペーストは張りすぎないための道具
  • ちゅ~るや、ピルクラッシャーの投薬方法がダメでも。まだ、選択肢がある

そう思えば、少し気持ちが楽になりませんか?

わんこと一緒に、可能性をひとつずつ試してみてください。
あなたのわんこに合った投薬方法が見つかりますように…

わんこ
わんこ

上手に飲めなくてごめんね。

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🐟この記事を書いた人:ごく普通の会社員🐟

わんこたちとの暮らしの中で、
日々のお世話やシニア期のケア、介護、看取りなど、
たくさんの経験してきた飼い主です。

夜鳴きや認知症対策の工夫など、実体験をもとに、
無理のない犬わんことの暮らし方を発信しています。

専門家ではありませんが、”リアルな声”として、
あなたの役に立てればうれしいです。

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