
- 犬の夜鳴きに叱る・無視が効かない理由
- 夜鳴きは「問題行動」ではなく「不安のサイン」であること
- 夜鳴き対策グッズを選ぶ視点と実際の対策
夜鳴きが続くと、
どうしても「とにかく静かにしてほしい」と思ってしまいます。
私も最初は、
なだめたり、叱ったり、無視したり…
「いずれ落ち着くはず」と思っていました。
でも、どれも効果はありませんでした。
むしろ、
夜鳴きは減らないどころか、ひどくなっていきました。
深夜2時。
宙を見つめて、宛てのない表情で吠え続けているわんこの姿を見て、
夜鳴きは、
「行き場のない不安な気持ちの表現」ではないかと思いました。
この記事では、
夜鳴きを止めようとして失敗した経験と、
安心を優先する考え方に切り替えてから選び直した
夜鳴き対策グッズについてまとめます。
夜鳴き対策で最初にやったけど効果がなかったこと
最初に試したのは、
「夜鳴き=良くないこと」と教えれば
そのうち落ち着くのではないかと思っていました。
でも実際は、
この時点で、
夜鳴きは、『教えて解決するものではない』と感じました。
夜鳴きの根本的な原因
シニアわんこは、
認知症や加齢の影響で、正しく物事が判断できなくなり、
そういった「漠然とした不安」をたくさん抱え込んでいます。
その「不安」が夜鳴きの原因になります。
だから、
「静かにさせる」対策ではなく、
「安心させる」対策が必要でした。
夜鳴き対策グッズを選ぶ基準:「安心させる」
そこで我が家では、
夜鳴き対策の考え方を大きく変えました。
私が大切にした基準は4つです。
夜鳴きを止める道具ではなく、
「不安を減らす環境づくり」を意識しました。
▶「安心と快適」に注目して対策を考えたこと
シニア犬の夜間徘徊対策は「小さな穴ぐら」|折りたたみケージで作った安心効果
シニア犬の夜間徘徊対策:夜間ライトで転倒防止&夜鳴き軽減|明るすぎない安心
犬の部屋に空気清浄機は必要?静電気対策に加湿付きモデルを選んだ理由
実際に役立った夜鳴き対策グッズ
抱っこサポートグッズ
夜鳴きをしているわんこは、
抱き上げれば落ち着きます。
抱っこしている間は、基本的には吠えません。
そこで、わんこを抱っこし続けるのに役立ったのが、
「抱っこサポートグッズ」でした。
とりあえず、夜鳴きを止めたいときは「抱っこ」です。
▶抱っこの夜鳴き対策は、こちらでくわしくまとめています
老犬の夜鳴き対策:抱っこ紐で認知症の夜鳴きを軽減
防音ケージカバー
音を遮断するためではなく、
わんこの視界と刺激を減らすために使用。
メインのケージを、
穴ぐらのような落ち着く空間に改造しました。
少しでも安心して、
くつろいでほしいという願いを込めました。
▶ケージカバーの夜鳴き対策は、こちらでくわしくまとめています
老犬の夜鳴き対策:ケージカバーで認知症の夜鳴きを軽減
各部屋の折りたたみケージ
我が家のわんこは夜間徘徊があったので、
ひとつの場所に落ち着かせることが難しい状況でした。
そこで、各部屋に穴ぐら感のある、
小さめの折りたたみケージを設置しました。
徘徊後に、どこかの部屋の折り畳みケージで休んでいる間は、
少し安心できるのか、夜鳴きをすることはありませんでした。
完璧な夜鳴き対策ではなかったけれど、
「安心できる場所の選択肢」があるだけで
夜鳴きの頻度は減りました。
▶徘徊先の落ち着く場所は、こちらでくわしくまとめています
認知症シニア犬と日替わりの睡眠場所生活|徘徊先で眠るようになった夜の話
シニア犬の夜間徘徊は止めなくていい?【我が家の介護実体験】
添い寝用の人間用寝袋
我が家のわんこは、徘徊後、
夜鳴きを始めた場所で身体に触れて落ち着かせ、
そのまま添い寝をすると、
朝まで落ち着いてくれることが多かったです。
そこで、私は寝袋を購入して、
わんこと添い寝するという生活をはじめました。
人の体温を感じられることに安心するのか、
わんこも寝袋に寄り添ったり、
寝袋の上でくつろいだりしていました。
夜鳴きが落ち着く時間が増え、
寝袋ではありますが、朝まで眠れる日が増えました。
▶添い寝の夜鳴き対策は、こちらでくわしくまとめています
老犬の夜鳴き対策:添い寝ケアで認知症の夜鳴きを軽減
認知症シニア犬の夜鳴き|添い寝にたどり着いた理由と我が家の現実的な対処法
鳴き対策で一番大切だったこと
夜鳴き対策で一番大切だったのは、
いかにしてわんこに「安心」を感じてもらえるかでした。
夜鳴きは、
行き場のない不安からの気持ちの表現だった。
そう思えたことで、
対策の方向性も自然と変わりました。
▶今夜を乗り切るために
シニア犬の認知症・夜鳴き・徘徊対策|抱っこ・防音・床づくりで今夜を乗り切る
シニア犬の夜鳴きで近所迷惑が怖い…防音対策から添い寝にたどり着くまで
まとめ:夜鳴きは「安心」で頻度を減らすことができる
夜鳴きに悩んだ当初は、
「夜鳴きを止める方法」を探していました。
しかし、本当に必要だったのは、
「夜鳴きをしなくてすむ安心」でした。
ここでご紹介している方法は、
他のわんこには通用しないかもしれません。
もちろん、夜鳴きを完璧になくす方法でもありません。
ただ、間違いなく、
わんこに「安心」を感じてもらうことはできたと思います。
限りあるわんことの時間を、
できるだけ一緒に穏やかに過ごしたい。
思いはそれだけでした。
▶シニアわんこが昼間につかう「わんこ専用部屋」について
我が家の犬部屋レイアウト|ゲートで囲った8畳・シニア犬も安心の安全重視配置
【関連記事】
認知症・シニア犬の夜鳴き対策|一般的なガムよりハードチーズが長持ちした理由
認知症シニア犬と歩いた記録|夜鳴き・介護・看取り・その後までの感情の地図
認知症わんことの戦いの記録|夜鳴き・徘徊と向き合った3年の全体像
🐟この記事を書いた人:ごく普通の会社員🐟
わんこたちとの暮らしの中で、
日々のお世話やシニア期のケア、介護、看取りなど、
たくさんの経験してきた飼い主です。
夜鳴きや認知症対策の工夫など、実体験をもとに、
無理のない犬わんことの暮らし方を発信しています。
専門家ではありませんが、”リアルな声”として、
あなたの役に立てればうれしいです。
