シニア犬が夜に寝ない理由と、眠れるようになった環境調整|徘徊・不安・認知症の実体験

シニア犬の暮らし・介護グッズ
この記事で分かること
  • シニア犬が夜寝ない理由
  • シニア犬の睡眠環境の整え方
  • 体験ベースの具体的な寝床対策

若い頃はぐっすり眠っていたのに、
シニア期に入ってから夜になると落ち着かない。

  • 何度も立ち上がる
  • ウロウロ徘徊する
  • 寝床を転々とする
  • 眠そうなのに眠れない

そんな姿を見るのは、飼い主にとって本当につらい時間です。

私も、
「どうして寝てくれないんだろう」
「何が悪いんだろう」
と何度も悩みました。

この記事では、
眠れないシニアわんこへの向き合い方について、
体験ベースでまとめ
ます。

シニアわんこが夜に眠れなくなる主な理由

① 身体の違和感

関節の痛み、筋力低下、床の冷え。
若い頃は気にならなかったことが、眠りを妨げます。

② 環境の不安定さ

音、光、床の感触、寝床の高さ。
少しの違和感でも眠れなくなります。

③ 認知症による不安

認知症になると、

  • ここがどこか分からない
  • 今が夜だと理解できない
  • 安心できる場所が分からない

という誤った認知による不安が起こります。

その結果、
「落ち着かず、寝場所を探し続ける」
という行動につながります。

これはしつけでも性格でもありません。
シニア期のわんこの「認知と感覚の変化」です。

寝場所が日替わりだった我が家のシニアわんこ

我が家のシニアわんこは、
毎日寝る場所(落ち着く場所)が違いました。

  • ベッド
  • 防水シーツの上
  • 床(ジョイントマット)の上
  • 各部屋に設置していたケージの中

固定しようとしても意味がなく、
行動を制限すると夜鳴きが酷くなりました。

だから私は、
「寝床を固定しない」
「寝床(落ち着ける場所)の選択肢を増やす」
「落ち着いてくれるなら、どこでもOK」
という考え方に変えました。

▶シニアわんこの寝床を試行錯誤したこと
 シニア犬の寝床はどこが正解?床・ベッド・ケージを試してわかった違い
 Witpickペット用ホットカーペット45×45cm実体験|選んだ理由と安全な使い方

眠れるようになった環境調整

①床対策

滑らない・冷えない・柔らかすぎない。
ジョイントマット+防水シーツを重ねました。

②寝床の選択肢を複数つくる

ベッド・ケージ+マットを複数用意。
すべて低い位置で、使いやすいようにしました。

③明かりを完全に消さない

これはわんこによると思いますが、
我が家わんこは、真っ暗にすると夜鳴きが酷くなりました。

そこで、常夜灯をつけっぱなしにしました。

④音を減らす

テレビ・生活音をできるだけ抑え、
落ち着いた静かな空間を心がけました。

⑤ケージで「安心できる巣」をつくる

折りたたみケージを各部屋の隅に設置しました。
中には柔らかいマットだけを敷きました。

「ここに戻れば安心できる場所」を増やしてあげたかった。
そこで、「安心できる巣」を複数作りました。

わんこに気に入ってもらえたようで、
徘徊後に自分から入って眠ることもありました。

▶わんこに合うマットを探したこと
 シニア犬の介護マット比較|床が好きな犬にも合う選び方とおすすめタイプ

夜に寝ないときにやってはいけないこと

  • 身体を押さえつけて無理に寝かせる
  • 叱る(注意する)
  • わんこの行動を制限する

これらはすべて逆効果でした。

認知症の場合の考え方

認知症のシニアわんこは、
「眠らない」のではなく、
誤った認知によって、「強い不安」を抱えた状態です。

そのため、
「どこが安全なのか分からず、眠る場所や眠る方法が分からない」

だから、
正解を教えるより、
安心できる選択肢を用意することが大切でした。

▶認知症わんこと過ごす夜について
 認知症シニア犬と日替わりの睡眠場所生活|徘徊先で眠るようになった夜の話

まとめ:眠れる場所を探すのもわんこにとって大切な時間

わんこが、夜眠れない姿を見ると、
「寝かせなきゃ!」
「どうすればいいの?」
と心配が大きくなっていきます。

シニアわんこが、夜寝ない時には、
その原因を一緒に探り、対策してあげましょう。

シニアわんこが夜に寝ない理由は、
「身体の違和感」「環境の不安」「認知症による誤認知」など、
複数の理由が重なっている場合があります。

正解は一つではありません。

眠れる場所を探す時間も、
安心できる場所を確認する行動も、
その子なりの大切な時間。

私たち飼い主は、
「眠れる場所を用意してあげるだけ」
「おちつける環境を整えてあげるだけ」でいい。

そう思えるようになってから、
私自身の心も少し楽になりました。

今夜もわんこが、ゆっくりと眠れますように。

▶夜間の徘徊対策について
 シニア犬が同じ場所をぐるぐる回る理由|徘徊との違いと見守り方
 シニア犬の夜間徘徊は止めなくていい?【我が家の介護実体験】
 シニア犬の夜間徘徊に円形サークルは有効?自由歩行と比べた実体験

▶わんこが夜中に吠えるようになったら
 シニア犬が突然吠えるようになる理由|認知症?「自然な変化の受け止め方」
 夜鳴き対策グッズは「静かにさせる」より「安心させる」で選ぶ|認知症介護
 犬の夜鳴き対策まとめ【タイプ別落ち着かせ方】

▶温度や湿度の見直し
 Witpickペット用ホットカーペット45×45cm実体験|選んだ理由と安全な使い方
 犬の部屋に空気清浄機は必要?静電気対策に加湿付きモデルを選んだ理由

🐟この記事を書いた人:ごく普通の会社員🐟

わんこたちとの暮らしの中で、
日々のお世話やシニア期のケア、介護、看取りなど、
たくさんの経験してきた飼い主です。

夜鳴きや認知症対策の工夫など、実体験をもとに、
無理のない犬わんことの暮らし方を発信しています。

専門家ではありませんが、”リアルな声”として、
あなたの役に立てればうれしいです。

タイトルとURLをコピーしました