
この記事では、
わんこたちと暮らす中で感じた正直な気持ちや、
当時はうまく言葉にできなかった迷いや不安を、
そのままの形で綴っています。
同じように悩んだり、戸惑ったりしている方の
「私だけじゃなかった」と思える時間になれば幸いです。
- シニア犬の夜鳴き最初の日「最初はどう始まるのか」
- 認知症だと気づけなかった理由
- 初期によくある飼い主の受け止め方
- 「違和感」を大切にしていいという考え方
はじまりは単調で不気味な鳴き声だった
その鳴き方は、
今まで聞いたことのない声でした。
甘えでも、要求でもない。
感情が乗っていない、不気味な鳴き声
でも、そのときは、
それが認知症の始まりだとは思えなかったのです。
声をかければ鳴きやみました。
それ以上、鳴くこともありませんでした。
だから「たまたまかな」「何か音が聞こえたのかな」と、
深く考えませんでした。
この記事は、
シニアわんこの夜鳴きが始まった最初の日の記録です。
最初の夜鳴きは、ただ不気味だった
その日、夜中に聞こえてきた鳴き声は、
いつもの「ワン」でも「クーン」でもありませんでした。
感情がなく、一定の調子で続く声。
怒っているわけでも、甘えているわけでもない。
正直に言うと、
不気味だとと感じました。
名前を呼んで、声をかけると鳴きやみました。
それ以上鳴くこともありませんでした。
しばらく様子を見ましたが、
まもなく、スヤスヤと眠り始めました。
「まあ、大丈夫かな」「たまたまかな」と、
それ以上深く考えませんでした。
声をかければ止まるから、異変だと思えなかった
今思えば、
この「声をかければ止まる」という点が、
認知症だと疑えなかった一番の理由です。
だから、
「年を取ったから眠りが浅いのかな」
「たまたま目が覚めただけかな」
そう思うことで、自分を納得させていました。
日に日に鳴く時間が増えていった
それから数日、
夜鳴きは少しずつ変わっていきました。
昼間は問題ないのに、夜になると何かが違う。
この頃から、
「おかしいかもしれない」という違和感が、
はっきりと形になり始めました。
認知症だとは思わなかったこと
正直に言うと、
その時点でも認知症という言葉は、
頭にありませんでした。
認知症は、
もっと先の話だと思っていたのです。
でも今振り返ると、
この「最初の違和感」こそが「認知症の発症」。
長い介護生活の始まりでした。
違和感から目をそらしてしまうのは自然なこと
冷静に考えると、
「もっと早く気づけた」と思う部分はあります。
でも、自分のわんこが「認知症かも」という可能性を、
はじめから受け入れるのは難しいと思います。
「わんこには健やかな時間を過ごしてほしい。」
その思いが強ければ強いほど、
違和感を受け入れることに、時間がかかると思います。
それでも、
『違和感を感じたこと』感覚自体は、
大切な一歩になりました。
まとめ:これは始まりにすぎなかった
これは始まりにすぎなかった。
この夜鳴きは、
すぐに収まるものではありませんでした。
やがて病院へ行き、
現実を知り、
判断を迫られ、
夜間徘徊も始まります。
その話は、
▶︎シニア犬の夜鳴きで病院に行くべきか迷った日|電話相談から始まった覚悟
▶︎シニア犬の夜鳴きと徘徊が始まった初期|眠れない中で試行錯誤した日々
で、続けて書いています。
わんこの様子に「違和感」を感じる。
それは、
あなたがちゃんと向き合っている証拠です。
▶この時間の全体像は、こちらにまとめています
認知症シニア犬と歩いた記録|夜鳴き・介護・看取り・その後までの感情の地図
▶我が家の夜鳴き・認知症対策
シニア犬の認知症・夜鳴き・徘徊対策|抱っこ・防音・床づくりで今夜を乗り切る方法

