
- シニア犬にとって、お風呂が負担になる理由
- 食べこぼし・おトイレの失敗が増えた時の対処法
- 目やに・涙が増えた時の目元ケア方法
- ドライシャンプーや拭き取りケアの使い分け
- 日常ケアでも役立つドライルーム活用方法
シニアわんこになると、
ごはんも、おトイレも、何気ない日常生活も、
若い頃のようにはいかなくなります。
「汚れが気になるからシャワーしたいな…」
そう思うこともあります。
でも、シニアわんこにとってお風呂(全身を濡らすということ)は、
身体にも心にも負担が大きいもの。
この記事では、
お風呂を原則選択肢に入れない前提で、
簡単で、無理がなく、
それでも清潔を保てる日常ケアをまとめています。
「続けられる形」を選ぶことが、
シニアわんこには、一番やさしいケアになります。
シニアわんこにお風呂(シャワー)を勧めない理由
お風呂(シャワー)は、
が一度にかかります。
終わったあとに
疲れた様子を見せることも少なくありません。
そのため、日常ケアでは、
「洗わずに整える」を基本にします。
洗わない前提の「日常ケア」という考え方
シニアわんこの清潔は、全身を洗うことではなく、
ことが中心となります。
汚れたところだけ。
気になる部分だけ。
気づいた時に短時間で。
それで十分です。
▶シニアわんこには優しいケアを
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食べこぼしが増えた時のお顔まわりケア
シニアわんこは、
という変化が起こるため、口まわりや胸元が汚れやすくなります。
ケアはとても簡単。
気になる部分にドライシャンプーを馴染ませて、
犬用ウェットティッシュやタオルで拭き取るだけ。
こすらず、そっと汚れを押さえます。
汚れをわんこから、
犬用ウェットティッシュやタオルに移してあげるイメージです。
完璧を目指さず、
嫌がる日は無理にやらないことがポイントです。
▶シニアわんこの負担の少ない清潔ケア
シニアわんこのケア:次のトリミングまでを乗り切る無理しない清潔ケアガイド
目やに・涙が増えた時の目元ケア
シニアわんこは、
目やにや涙が増えやすくなります。
放置すると、
ことも。
ただし、視力が低下したシニアわんこは、
顔まわりを触られることに恐怖を感じる場合もあるので、
様子を見ながら慎重に。
若い頃は大丈夫だったケアでも、
シニア期に入ると苦手になることもめずらしくありません。
気づいた時に、少しだけ。
専用の目元クリーナーを使って清潔なガーゼなどでそっと。
汚れを落とそうとするのではなく、なでるように拭くだけで十分です。
おとなしく目元に触れさせてくれただけで、優秀です。
ケアできた日は褒めてあげてください。
▶ シニア犬の目元ケア:目やに・涙を無理なく整える方法
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おトイレの失敗・部分汚れの対処法
シニアわんこは、おトイレを失敗したり、
汚物を避けられなかったりして、
おしりや足、内ももを汚してしまうことが増えます。
汚れがひどいときは、
- その部分にドライシャンプーを吹きかけ、
ブラッシングして汚れを浮かせます。 - 汚れがドライシャンプーに馴染むのを待ちます。
- その後、ウェットティッシュやタオルなどでやさしく拭き取ります。
どうしても汚れや匂いが気になる時には、1~3を繰り返します。
ドライシャンプーは、完璧な汚れ落としではありません。
汚れをある程度除去して、さっぱりするためのものです。
「ある程度」ケアができれば、完了です。
▶手軽に使いやすいから続けやすい
ペット用ウェットティッシュは「ちょっと気になる」にちょうどいい
ニオイが気になる時の全身ケア
ニオイが気になる時や、
全身についた花粉やほこりが気になる時には、
シャンプータオルで全身をやさしく拭いてあげます。
全身をケアすることで、
身体の異常や変化をチェックすることも可能です。
毎日の習慣に組み入れてあげると安心です。
▶シャンプータオルで全身すっきり
シニア犬のケアに大活躍|シャンプータオルで毎日すっきり全身ケア
乾燥や静電気が気になった時の保湿ケア
皮膚の乾燥や被毛の静電気が気になる時には、
保湿成分の入ったローションやグルーミングスプレーを
ケアに取り入れることが効果的です。
そのままにしておくと、わんこがかゆみなど違和感を感じ、
落ち着きがなくなったり、夜鳴きにつながることもあります。
肉球のひび割れや乾燥が気になる時には、
肉球クリームなどの専用ケアグッズを取り入れてあげてください。
シニアわんこの肉球は、
加齢の影響で乾燥し、ひび割れて、硬くなります。
そのままにしておくと、
足が滑りやすくなり、怪我のリスクが高まります。
肉球は歩行の要。
これまでの歩みを労ってあげて下さい。
▶ シニアわんこの保湿ケア|乾燥・静電気対策
シニア犬の乾燥・静電気対策|肌にはローション、被毛のパチパチにはスプレー
▶ シニアわんこの肉球ケア|歩行を守る乾燥対策
シニア犬の肉球ケア|歩行と踏ん張りを守る毎日の習慣
日常ケアにおけるドライルーム活用方法
拭き取りやドライシャンプー後、
少し湿り気が気になることがあります。
そんな時は、
ドライルームのエアシャワー機能。
ドライヤーより負担が少なく、
くつろいだ姿勢で静かに乾かせます。
また、抜け毛や被毛についた花粉などが気になる時も、
エアシャワーを短時間浴びてもらうだけで、
ふんわり&すっきりします。
▶ペットドライルームの活用方法
ペットドライルームの活用法は無限大∞(お風呂を助ける切り札)
まとめ:ケアは続けられることが大切
今日は全部できなくてもいい。
拭けなかった日があってもいい。
汚れが思うように取れなくても仕方ない。
大切なのは、
「続けられる形」を選ぶことです。
日常ケアは、ブラッシングやマッサージとセットでやってあげると、
わんこがくつろいでくれます。
わんこがケア中に見せる気持ちよさそうな表情や、安心した顔。
それが、「これでよかったんだ」と教えてくれます。
わんこと少しでも穏やかな時間が過ごせますように。
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🐟この記事を書いた人:ごく普通の会社員🐟
わんこたちとの暮らしの中で、
日々のお世話やシニア期のケア、介護、看取りなど、
たくさんの経験してきた飼い主です。
夜鳴きや認知症対策の工夫など、実体験をもとに、
無理のない犬わんことの暮らし方を発信しています。
専門家ではありませんが、”リアルな声”として、
あなたの役に立てればうれしいです。
