
- 獣医師に相談するとできる投薬の工夫
- スポイト・シリンジ投薬が必要になる場面
- 失敗しにくい、やさしい与え方のコツ
- 犬用ミルク・流動食を使うときの注意点
- 「今日はやめる」という判断も正解
わんこに薬を飲ませなくてはならない状況で、
ちゅ~るに仕込んでもダメ。
ペーストも舐めてくれない。
砕いた薬も、全力で拒否。
ここまでくると、
「もう、無理…」
そんな気持ちになりますよね。
スポイト・シリンジでの投薬は、
『どうしても投薬が必要なときの最後の選択肢』です。
無理にやる方法ではありません。
わんこと飼い主さん、どちらも追い詰めないための方法です。
まず知ってほしいこと:ひとりで抱えなくていい
「薬を飲ませられなくて…」
「まったく薬を飲まないんです」
獣医師さんに相談すると、
サポートしてもらえることがいろいろあります。
「わんこに薬を飲ませるられない」=「ダメな飼い主」ではありません。
獣医師さんに「困ってます」と相談して、助けてもらうこと。
それが「わんこのためにできること」です。
スポイト・シリンジ投薬ってどんな方法?
スポイト・シリンジ投薬とは、液体状にしたお薬を、
で、わんこのお口の横から少しずつ流し込み、与える方法です。
病院ではよく使われている方法です。
おうちでやる場合は、ゆっくり・慎重にやることが重要になります。
お薬を溶かすときの選択肢
スポイト・シリンジ投薬を行うには、お薬を液体状にする必要があります。
水に溶かす
いちばん一般的で安心な方法です。
犬用ミルク・流動食に溶かす
ので、成功率が上がることもあります。
ただし、薬の成分との相性や吸収への影響などがあるので、
犬用ミルクや流動食に溶かして良いかを獣医師さんに確認してください。
ちなみに。
我が家のわんこの場合は、獣医師さんに相談したところ、
おすすめの流動食と、おうちで使えるシリンジを用意してくれました。
向いているわんこ・向いていないわんこ
スポイト・シリンジ投薬には、向き不向きがあります。
◎比較的向いているわんこ
△ 無理しないほうがいいわんこ
「今日は無理そう」
そう感じたら、やめる判断も正解です。
スポイト・シリンジ投薬のコツ
- 液体状にしたお薬をスポイト・シリンジに詰める(できるだけ少量で)
- わんこが落ち着いているタイミングを選ぶ
- 口の横(歯のすき間)から先端を入れる
- ほんの少しの量をゆっくり口の中に
- 飲み込んだのを確認してから次へ
※ 喉の奥に流し込まない
※ 一気に押さない
がいちばんのコツです。
我が家のわんこは、
私の「飲ませたい!」という気持ちが、シリンジに伝わり、
口の中に流し込む量が多めになったことがトラウマに。
それ以降、シリンジを見て逃げるようになってしまいました。
もう一度言います。
「ほんの少しの量を。ゆっくりと。」
うまくいかない日もある
そんな日は、
その日はやめても大丈夫。
毎回完璧じゃなくていいんです。
わんこも飼い主さんもストレスを感じないことが大切です。
◆目盛付きで扱いやすいものがあると安心です◆
シリンジはこんなときにも役に立つ
介護期に1本あると心強い道具です。
まとめ:投薬は「頑張らない」「一人で抱え込まない」
投薬は、
「できた・できなかった」だけで決まるものじゃありません。
- わんこの心
- 飼い主さんの気持ち
どちらも大切です。
お薬が苦手なわんこが、いろいろな投薬方法を試す中で、
ほんの少しでもお薬を口にしてくれたら、それだけで合格です。
どうしてもつらくなったら、
また獣医師さんに相談してもいいし、
少し休んでもいい。
悩んでいるのはあなただけではありません。
一緒に考えていきましょう。
【関連記事】他の投薬方法を知りたい方へ
☑犬が薬を飲まない理由と無理なく飲ませる方法
☑投薬補助ちゅ~るで犬が薬を飲まない悩みを軽減
☑犬が薬を飲まないときの選択肢|ピルクラッシャーを使う方法
☑犬が薬を飲まないときの選択肢|栄養補助ペーストを使う方法
【関連記事】
☑犬の薬は砕いていい?効果や安全性とピルクラッシャーの使い方
☑シニア犬の食事|専用フードと獣医師おすすめレスキューメニュー
🐟この記事を書いた人:ごく普通の会社員🐟
わんこたちとの暮らしの中で、
日々のお世話やシニア期のケア、介護、看取りなど、
たくさんの経験してきた飼い主です。
夜鳴きや認知症対策の工夫など、実体験をもとに、
無理のない犬わんことの暮らし方を発信しています。
専門家ではありませんが、”リアルな声”として、
あなたの役に立てればうれしいです。
